1から学ぶ脱水について!脱水のサインと対策についてわかりやすく解説!

医療・健康

こんにちは、ぷー吉です。

今日は理学療法士としてだけでなく、医療に詳しくない人にも読んで欲しい脱水についてお伝えしていこうと思います。

この記事を読むことで、脱水についての知識や対策を1から学ぶことが出来ます。

脱水は身近に出現しやすい症状ですので、理学療法士にとっても医療に詳しくない人にとっても知っておくと良いことだと思います。

また、ぷー吉ブログでは理学療法士の医療・健康についてたくさん記事を書いているので、よかったら読んでみてください。

脱水とは

脱水とは、身体から水と塩分を失うことです。

私たちの身体の半分以上は水分でできています。

この水分は「体液」と呼ばれ、身体にとって大切な役割を担っています。

体液=水+塩分

体液には3つの働きがあります。

  • 体温調節
  • 身体に必要な栄養素や酸素を運び込む
  • 身体に不要な老廃物を運び出す

一般成人の体重あたりの体液の割合は60%であり、高齢者では50%まで減少します。

身体の中から体液が失われることで、脱水症になってしまいます。

特に子どもと高齢者は脱水症になりやすいと言われています。

子どもが脱水症になりやすい理由

  • 成長期は水分を多く必要とし、水分の出入りが激しい
  • 皮膚や呼吸から失われる水分(不感蒸泄)が多い
  • 汗をかく機能や、腎臓の機能が未熟

高齢者が脱水症になりやすい理由

  • 体液をためる筋肉が少ない
  • 飲んだり食べたりする量が減っている
  • のどの渇きや暑さに気がつきにくくなる

脱水の症状、サイン

脱水症になると、身体に様々な症状が現れます。

微熱、口渇感、体重減少、尿や発汗の減少

その他にも以下のような症状が現れることがあります。

  • 脳・・・めまい、立ちくらみ、集中力や記憶力の低下、頭痛、意識消失、けいれん
  • 消化器・・・食欲低下、悪心、嘔吐、下痢、便秘
  • 筋肉・・・筋肉痛、痺れ、麻痺、こむら返り

 

では症状に加えて、脱水をどのように発見すれば良いのでしょうか。

①握手する→手が冷たければ疑わしい

脱水症になると血液は重要な臓器に集まるため手足に血液がいかず冷たくなります。

②舌を観察する→乾いていたら疑わしい

脱水症になると口腔内の唾液が減少し、舌の表面が乾いてきます。

③皮膚をつまむ→つまんだ形から3秒以上戻らなければ疑わしい

脱水症になると皮膚の水分が減少し、弾力性も失われます。

④手指の爪の先を押してみる→赤みが戻るのが遅ければ疑わしい(2秒以内に戻ればOK)

⑤腋窩を確認する→乾いていたら疑わしい

脱水症になると汗が出なくなり、わきの下が乾燥します。

脱水の対策

脱水対策には、水分補給が欠かせません。また規則正しい食生活が大事です。

身体に入ってくる水分・・・代謝水、食べ物の水分、飲料水

身体から出ていく水分・・・尿、便、汗、皮膚や呼吸から失われる水分(不感蒸泄)

身体に入ってくる水分は、飲料水だけでなく食べ物の水分と食べ物が代謝されることで生まれる水分もあるため、きちんと食事をとることが脱水対策となります。

水分が多く含まれる野菜や果物(きゅうり、トマト、すいかなど)は、夏場の脱水対策に適しています。

1日8回を目安に、こまめに水分補給をする

起床時、朝食時、10時頃、昼食時、15時頃、夕食時、入浴前後、就寝時

のどが渇く前に水分補給を行うのが理想的です。

また、アルコールは水分補給とはなりません。

脱水症になってしまったら経口補水液を摂取する

もし脱水症になってしまったら、水と電解質(特にナトリウム)を速やかに補うことが大切です。

経口補水液とは・・・水+塩分+糖分をバランスよく含み、身体への速やかな吸収に優れた成分です。

塩分:吸収力をアップする役割

糖分:吸収速度をアップする役割

水やお茶は塩分を含んでいないため、脱水時の水分補給にはなりません。

また一般的なスポーツドリンクも経口補水液と比較すると電解質濃度が低いため、脱水症には経口補水液が適しています。

まとめ

脱水症についてや症状、また対策についてお伝えしてきました。

脱水症は熱中症のリスクを高めます。

熱中症は命にかかわるため、こむら返り、立ちくらみ、大量の汗、めまいなどの症状が出現したときは、経口補水液+涼しい場所での休憩を徹底しましょう。

また、意識の低下や飲み物が飲めない時は医療機関に受診したほうがよいでしょう。

脱水について、あなたの身近に関わる人のための参考になれば嬉しいです。