高齢者の消化・吸収機能の変化と4大疾患についてわかりやすく解説!

医療・健康

こんにちは、ぷー吉です。

今日は高齢者の消化・吸収機能の変化についてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

この記事を読むことで、高齢者の消化・吸収機能の変化と罹患することが多い疾患について1から学ぶことが出来ます。

また、ぷー吉ブログでは医療従事者や一般家庭の人に向けて医療・健康についての記事をたくさん書いているので、よかったら読んでみてください。

消化・吸収機能とは?

消化・吸収機能は日々の食事などの日常生活動作に密接に関連する機能です。

高齢者の消化・吸収機能に関わる低栄養は、要介護となるリスクを高めるフレイルの発症と密接な関連があるといわれています。

高齢者の消化・吸収機能の変化と疾患

では、高齢者の消化・吸収機能の変化と罹患することの多い疾患についてお伝えしていきます。

①嚥下障害

高齢者は唾液分泌量の減少などにより、咀嚼不良をきたしやすくなります。

咀嚼不良や嚥下動作に関わる咽喉頭筋の筋力低下により誤嚥を起こしやすくなります。

嚥下障害は、誤嚥性肺炎や低栄養の原因となることがあります。

嚥下障害を予防するためのポジショニングとして、舌骨筋群が効率よく働く肢位とするため座位では足底を接地させて坐骨支持とします。

臥位では、約30°の角度をつけた背臥位、頸部前屈位とします。

②逆流性食道炎

高齢者は、逆流を防止する下部食道括約筋の収縮力低下や食道の蠕動収縮の低下により胃液が食道内に逆流しやすくなってしまいます。

今後、胃へのヘリコバクターピロリ菌感染率の低下や食生活の欧米化により胃酸分泌の上昇がみられ、高齢者の逆流性食道炎の発症が増加することが懸念されています。

高齢者は前屈姿勢や骨粗鬆症による円背などにより腹圧が高まり、食道裂孔ヘルニアを合併することが多く、逆流性食道炎の要因の1つとされています。

食道への逆流を防ぐため、胃酸分泌を促進させるような食生活を避けた方がよいでしょう。

脂肪の多い食べ物、刺激の多い食べ物、消化の悪い食べ物、アルコール、タバコが胃酸分泌を促進させます。

また腹圧上昇を抑えるために前屈姿勢やベルトをきつく締めない、食後2時間程(胃から十二指腸への移行時間)座っていることがよいでしょう。

③胃がん

胃がんの大部分の発症原因は、ヘリコバクターピロリ菌感染による慢性炎症が起因となって起こります。

そのため、小児期に感染し長期感染者である高齢者に胃がんの発症が多いです。

胃がんの主な治療は外科的切除となります。

④大腸がん

2019年のがん部位別死亡率では、大腸がんは女性で第1位であり今後も患者数の増加が懸念されています。

大腸がん患者数の増加要因として、肥満や飲酒、食生活の欧米化によるハムやソーセージなどの加工肉の摂取、食物繊維摂取の減少が挙げられます。

まとめ

高齢者の消化・吸収機能の変化についてお伝えしてきました。

日常生活や生命に関わる重要な知識ですので、読んでくれたあなたに少しでも理解してもらえたら嬉しいです。

消化・吸収機能において罹患することの多い疾患への対策ができるように日々を過ごしていきましょう。